作品タイトル:小人たちのあたたかな春風

小人達の住処に春がやってきて花が咲き、のどかな空気が漂う。

輪の中のプロペラは風に吹かれて発電し、地中にエネルギーを送っている。

天に向かって伸びる花達は、太陽の光を浴びながら ぐんぐん伸びて暖かな春の訪れを知らせる。

地面にあいた穴は小人達の暮らす地中への入口だ。


第55回 日本現代工芸美術展入選
素材:銅、真鍮  寸法:W400×B350×H1080  2016年制作

神話や童話に登場する、小人のドワーフから着想を得て制作した作品です。
ドワーフは鍛治をしながら地中で生活をする小人であり、そんな小人達が暮らす住処や生活を、想像して形にしました。